除湿機は後悔する?CV-S71の5つのデメリットと方式別の選び方【2026年】
更新日:2026-06-30
▼ こんな人に向いている
- 梅雨〜夏の部屋干し乾燥
- クローゼットのカビ対策
- 湿気の多い北向き・1階の部屋
▼ こんな人には不向き
- 冬の結露対策(デシカント式向き)
- 寝室の夜間静音運転重視
最初に結論:除湿機は「方式」と「使う季節」で選ぶのがポイントです
シャープの衣類乾燥除湿機「CV-S71」は、コンプレッサー式の除湿機です。空気を冷やして水分を結露させる仕組みのため、夏の高温多湿な環境で高い除湿力を発揮しやすいという特徴があります(除湿能力:最大7.1L/日、対応畳数:木造9畳・鉄筋18畳まで)。梅雨から夏の部屋干し乾燥やカビ対策に使う人が多い一方で、冬場は除湿能力が低下しやすいという特性もあります。
「除湿機ってどれも同じじゃないの?」と思いがちですが、コンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッド式では得意な季節と消費電力が大きく異なります。下の方式比較表であわせて確認してみてください。
はるの体験談
▶ 店員さんに聞いた話
家電量販店で店員さんに聞いたところ、方式ごとの得意不得意が腑に落ちました。 コンプレッサー式は梅雨〜夏の高温多湿に強く電気代が比較的抑えやすい反面、冬は除湿力が落ちやすい。 デシカント式は冬でも使えるが電気代が高くなる傾向があって室温も上がりやすい、とのことでした。 「購入者の多くは部屋干しの洗濯乾燥が目的ですよ」という言葉も印象に残りました。
▶ 部屋干しの乾き具合
洗面所(約3畳)を閉め切って家族4人分を「衣類乾燥・強」で運転してみたところ、 私の環境では約3〜4時間で厚手のタオルやパーカーのフード裏まで乾きました。 乾燥時間は洗濯物の量・素材・室温などの条件で変わります。 生乾き臭も私の環境では気になりませんでした。
▶ 電気代と運転音
コンプレッサー式を毎日4時間使った月の電気代は、私の感覚で月+1,500〜2,000円程度の体感でした。 デシカント式はさらに高くなる傾向があると言われており、使い方・機種・電力料金によって大きく変わります。
運転音は「強」だとかなり大きく感じて、リビングではテレビの音量を上げたくなりました。 夜の寝室近くでは低音が気になりやすく、人のいない洗面所などで使うほうが向いていると感じました。
▶ タンクと置き場所
梅雨の時期はタンクが1日2回満水になることもありました。 就寝前にセットして朝に確認したら満水停止で半乾きだったこともあったので、 対応機種ではホースでの連続排水があると便利だと感じました(機種によって対応・非対応があるので購入前にご確認ください)。
置き場所は、店頭で見るより家に実際に置くと大きく感じました。 コンプレッサー式やハイブリッド式は大容量機種では重め(12〜15kg程度の機種も多い)で、 キャスター付きでないと移動がかなり大変に感じました。電源コードも短めで配置場所に少し悩みました。
▶ 使ってみて気づいたこと
夏にデシカント式をリビングで動かすと室温が上がりやすく冷房と相殺しやすい点、 真冬の冷えた洗面所ではコンプレッサー式の除湿力が落ちて乾きにくく感じた点が印象に残りました。 あくまで私の環境での感想なので、ご自宅の使い方・季節に置き換えて読んでくださいね。
除湿機のデメリット・後悔しやすいポイント
「買ってよかった」と感じる一方で、事前に知っておけばよかったと感じやすいポイントもあります。 CV-S71個体の断定ではなく、コンプレッサー式の衣類乾燥除湿機全般の注意点として中立にお伝えします。
- 排熱で運転中に室温が上がりやすい
- タンクの水捨てが必要(満水で自動停止)
- 「強」運転は音が大きめ(寝室近くの夜間使用に注意)
- 本体が大きく・重め(置き場所と移動経路の事前確認が必要)
- コンプレッサー式は冬の除湿力が落ちやすい
① コンプレッサー式は運転中に部屋の温度が上がりやすい
空気を冷やすときに発生した熱が室内に排出されるため、運転中に部屋の温度が若干上がりやすい傾向があります。 夏の梅雨対策で使う場面では、エアコンと組み合わせるのが現実的な運用です。 「除湿機をつけたら暑くなった」という感想は、この排熱が原因であることが多いです。
② タンクの水捨てが必要(満水になると自動停止)
除湿した水はタンクに溜まり、一定量で運転が自動停止します。外出中や就寝中に満水になると止まってしまうため、こまめな水捨てが必要です。
タンク容量はメーカー公式ページでご確認ください。対応機種では連続排水ホースが使える環境ならタンク管理の手間を省けますが、設置場所に排水できる場所があるかを事前に確認しておくと快適に使えます。
③ 運転音が気になる場合がある(特に寝室での夜間使用に注意)
コンプレッサー式は内部にコンプレッサーが搭載されているため、運転中に動作音が発生します。 静音性を特に重視する場合(寝室での夜間使用など)は、購入前にメーカー公表の騒音値をご確認ください。
④ 本体に存在感・重量があり置き場所と移動を考える必要がある
衣類乾燥機能付きの除湿機は、コンパクトタイプより本体サイズが大きめになる傾向があります。 部屋干しのたびに移動させる場合は、通路の幅・収納場所・移動経路のスペースを事前に確認しておくと安心です。
⑤ 方式により得意な季節が違う(冬の結露対策はデシカント式が向く)
コンプレッサー式は夏の高温多湿に強い反面、気温が低い冬場は除湿能力が落ちやすい特性があります。 冬の結露対策・冬の洗濯乾燥を重視する場合は、低温でも動作するデシカント式やハイブリッド式が向いています。 下の方式比較表もあわせて参考にしてください。
コンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッド式の違いを比較
CV-S71はコンプレッサー式の衣類乾燥除湿機です。3方式を中立に並べると、それぞれの向き・不向きが見えやすくなります。
| 比較項目 | コンプレッサー式 | デシカント式 | ハイブリッド式 |
|---|---|---|---|
| 得意な季節 | 夏(高温多湿)◎ / 冬は能力低下△ | 通年○(冬も強い) | 通年○(方式を自動切替) |
| 除湿力の傾向 | 気温が高いほど高能力 | 気温に左右されにくい | 季節で最適方式に切替 |
| 消費電力の傾向 | 比較的少ない傾向 | 電熱ヒーター使用で大きい傾向 | 中程度(方式による) |
| 室温への影響 | 排熱で室温が上がりやすい | ヒーター熱で室温が上がりやすい | 方式により異なる |
| 本体価格の傾向 | 比較的手頃な傾向 | 比較的手頃な傾向 | 高価な傾向 |
| 向いている人 | 梅雨〜夏の部屋干し・カビ対策中心の人 | 冬の結露対策・年間通じて使いたい人 | 季節を問わず使いたい・機能重視の人 |
※方式の一般的な傾向を示した比較です。具体的なスペック・価格は各メーカー公式ページでご確認ください。
4台をざっくり比較
| 比較項目 | シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-S71 | 三菱電機 衣類乾燥除湿機 サラリPro MJ-P180YX-W | パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YEX120B-W | アイリスオーヤマ サーキュレーター付き衣類乾燥除湿機(デシカント式) |
|---|---|---|---|---|
| 編集部評価 | — | — | — | — |
| 価格帯 | 2万〜3万円 | 47,700円 | 69,935円 | 16,800〜26,980円 |
| 除湿方式 | コンプレッサー式 | コンプレッサー式(冬モード搭載) | ハイブリッド式 | デシカント式 |
| 除湿能力 | 最大7.1L/日 | 最大18L/日(60Hz時) | 10.5〜12.5L/日 | 5.0L/日 |
| 最大の強み | コンパクト設計とプラズマクラスターによる清潔ケア | 家庭用トップクラスの除湿パワー | 通年安定した除湿力とナノイーXの消臭・除菌 | サーキュレーター搭載で洗濯物に直接送風・冬に強い |
※「優劣」ではなく「除湿方式・使う季節が何に向いているか」を軸にしているため、おすすめバッジは表示していません。 除湿方式・除湿能力はメーカー公表値です。詳しい仕様は各商品の見出し以降で解説します。
この記事で取り上げた4台——楽天で詳細・在庫を確認
価格・在庫は時期によって変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。
シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-S71
- 除湿方式:コンプレッサー式
- 除湿能力:最大7.1L/日
- 対応畳数(木造):9畳まで
- 対応畳数(鉄筋):18畳まで
- プラズマクラスター:7000搭載
🎯 こんな人におすすめ
- ・梅雨〜夏の部屋干し乾燥
- ・クローゼットのカビ対策
- ・湿気の多い北向き・1階の部屋
⚠️ こんな人には向かないかも
- ・冬の結露対策(デシカント式向き)
- ・寝室の夜間静音運転重視
はるの店頭レポート
コンプレッサー式で電気代を抑えやすく、プラズマクラスター搭載の小型モデル。設置面積がほぼA4サイズ相当で、置き場所に困りにくいのが魅力です。
大容量モデルに比べるとパワーは控えめですが、そのぶん狭い空間での使用に向いています。
👉 狭い脱衣所でも邪魔になりにくいA4サイズ。寝室や脱衣所のジメジメ・生乾き対策に。
三菱電機 衣類乾燥除湿機 サラリPro MJ-P180YX-W
- 除湿方式:コンプレッサー式
- 除湿能力:最大18L/日(60Hz時)・15.5L/日(50Hz時)
- 適用畳数(木造):〜19畳(50Hz基準)
- 適用畳数(プレハブ洋室):〜29畳(50Hz基準)
- 適用畳数(コンクリート洋室):〜39畳(50Hz基準)
- タンク容量:約4.7L
🎯 こんな人におすすめ
- ・広い部屋・大量の洗濯物をまとめて乾かしたい方
- ・業務用途・大家族で乾燥力を最優先する方
⚠️ こんな人には向かないかも
- ・冬の結露対策中心でデシカント式を求める方
- ・コンパクトさ・静音性重視の方
はるの店頭レポート
除湿能力は最大18L/日(60Hz時/50Hzは15.5L/日)と家庭用でもトップクラスのコンプレッサー式。広いリビングや大量の洗濯物をスピーディに乾かしたい人向け。
コンプレッサー式は冬に弱いのが一般的ですが、この機種は「冬モード」+自動霜取りで室温1℃でも運転できるのが他のコンプレッサー機との違いです。
👉 パワー重視。広いリビングや梅雨の大量部屋干しを一気に乾かしたい人に。
パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YEX120B-W
- 除湿方式:ハイブリッド式(エコ・ハイブリッド)
- 除湿能力:50Hz 10.5L/日(消費電力205W)/60Hz 12.5L/日(消費電力225W)
- 適用畳数(木造):16畳まで(60Hzの場合)
- 適用畳数(鉄筋):32畳まで(60Hzの場合)
- タンク容量:約3.2L
🎯 こんな人におすすめ
- ・1年を通じて除湿機を使いたい方
- ・ナノイーXによる消臭・除菌効果を重視する方
⚠️ こんな人には向かないかも
- ・コストを最優先したい方
- ・夏の除湿力だけを重視する方
はるの店頭レポート
夏に強いコンプレッサー式と、冬に強いデシカント式を切り替えるハイブリッド方式。ナノイーX搭載で部屋干し臭のケアも期待できます。木造16畳/鉄筋32畳までの対応で、家じゅう使いやすい1台。
季節による乾きにくさのムラが出にくいのが強みですが、そのぶん本体価格は高めです。
👉 1年中オールマイティに使いたい・初期費用より日々のラクさを取りたい人に。
アイリスオーヤマ サーキュレーター付き衣類乾燥除湿機(デシカント式)
- 除湿方式:デシカント式
- 除湿能力:5.0L/日
- 適用畳数めやす:木造10㎡(6畳)/プレハブ16㎡(10畳)/鉄筋コンクリート21㎡(13畳)
- タンク容量:約2.5L
🎯 こんな人におすすめ
- ・冬場も除湿機を使いたい・結露対策をしたい方
- ・サーキュレーターで洗濯物に直接風を当てて乾かしたい方
⚠️ こんな人には向かないかも
- ・夏の除湿・省エネを最優先する方
- ・室温上昇を避けたい方(夏はエアコンと相殺しやすい)
はるの店頭レポート
冬に強いデシカント式の除湿機に、首振りサーキュレーターを組み合わせたモデル。乾いた風を洗濯物に直接当てて乾かす設計です。
部屋全体の除湿というより「洗濯物を風で乾かす」ことに特化。デシカント式なので冬の冷えた脱衣所でも乾燥スピードが落ちにくいのが持ち味です(そのぶん夏は室温が上がりやすい点は注意)。
👉 冬の寒い部屋・厚手の服の部屋干しに。「空間除湿」より「洗濯物を乾かす」目的の人に。
なお第三者の検証では、デシカント式ゆえに電気代はやや高め(1時間あたり目安10円台)、衣類の乾燥力は控えめという指摘もあります。空間除湿よりも風で乾かす用途と割り切って選ぶのがよさそうです。
まとめ:除湿機は「方式と使う季節」を確認してから選ぶのがポイント
CV-S71(コンプレッサー式)で後悔しやすい点は5つ——排熱による室温上昇・タンクの水捨て・運転音・本体サイズ・冬の能力低下です。 いずれも「コンプレッサー式の特性」として事前に理解しておくことで対策しやすくなります。
- 梅雨〜夏・北向き・1階の湿気対策が中心ならコンプレッサー式(CV-S71)
- 冬の結露対策・寒冷地・人のいない部屋での通年使用ならデシカント式
- 予算に余裕があり通年で快適に使いたいならハイブリッド式
冬の結露対策・通年使用を重視する場合はデシカント式やハイブリッド式も比較してから選ぶと、後悔しにくくなります。
よくある質問
Q. コンプレッサー式とデシカント式の除湿機の違いは何ですか?
A. 大きな方向性の違いは「得意な季節」と「消費電力」です。コンプレッサー式は夏の高温多湿に強く、消費電力が比較的少ない傾向があります。一方デシカント式は電熱ヒーターを使うため冬など低温時でも除湿できますが、消費電力が大きく室温が上がりやすいという特性があります。どちらが優れているのではなく、使う季節と環境で選ぶのが基本です。
Q. 衣類乾燥除湿機は部屋干しの乾燥に使えますか?
A. 衣類乾燥除湿機は部屋干しの乾燥用途に使う方が多いです。ただし実際の乾燥時間は洗濯物の量・素材・部屋の広さ・気温などの条件によって大きく変わるため、具体的な時間の断言は難しい状況です。メーカー公式が示す目安とご自宅の環境を照らし合わせてご確認ください。
Q. 除湿機の電気代はどのくらいかかりますか?
A. 除湿機の電気代は、除湿方式・消費電力・1日あたりの使用時間・ご契約の電力料金によって大きく異なります。コンプレッサー式はデシカント式より消費電力が少ない傾向がありますが、機種や運転モードによって差があります。具体的な金額はメーカー仕様書の消費電力値と電力会社の料金単価を参考に計算されることをおすすめします。
Q. 除湿機のデメリットや後悔しやすいポイントは何ですか?
A. 主に4点あります。(1)コンプレッサー式は排熱で運転中に部屋の温度が上がりやすい、(2)タンクに溜まった水を定期的に捨てる必要がある(満水で自動停止する)、(3)運転音が気になる場合がある(特に寝室での夜間使用)、(4)本体に存在感・重量があり置き場所と移動経路の事前確認が必要、です。メリットとあわせて理解しておくと後悔しにくくなります。
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